不動産業界への転職 向いている人5選(主に仲介業)
不動産業界(主に仲介業)への転職に向いているのはどんな人?
私は2015年に宅建に合格し、不動産仲介業に転職しました。
いわゆるテナントリーシングという職種で、これは
「起業したので事務所を開設したい」
「事務所が手狭になったので移転したい」
「ネイルサロンをやれるところを探している」
といったニーズに応え、紹介可能なオフィスビルや店舗ビルなどを紹介する仕事です。
私が不動産業界の人を見てきて、「こういう人は不動産業界に向いている!」と思ったタイプを紹介します。
- 不動産業界(主に仲介業)への転職に向いているのはどんな人?
- ①不動産が好き!
- ②「街をつくる」というやりがいを見出せるか
- ③人と関わるのが好きか(苦にならないか)
- ④いい意味でのサイコパス感
- ⑤細かい数字を意識できる
- まとめ
①不動産が好き!
まったく興味がない人にとっては、「不動産」の何がそんなに面白いの?という感じでしょう。
でも、マンションの部屋の間取りを見るのが楽しくてしょうがいないという人や、あっちにはこんなビルが建ってあっちにはこんな施設ができるという情報にやたら詳しい人など、不動産業界には結構いるんですよね。
不動産のことを考えるのが楽しいという人にとっては天職です。
②「街をつくる」というやりがいを見出せるか
みなさんもどこかの会社のホームページで、「〇年〇月に東京都・・・へ移転しました」というインフォメーションを見たことがあるでしょう。
私はそれを見て密かに「この移転先を探したのオレだぜ!」なんて思ってました。
不動産仲介の人は「あそこの物件を売買したの自分です!」とつい自慢してしまう人がほとんどです。
賃貸マンションの仲介でも、近所を歩いていてふと「このマンションの201号室契約してくれた〇〇さん元気かな」なんて思うことあるんじゃないかと想像しますね。
自分の仕事によって、街の風景が変わる、生活する人が変わるという経験が、やりがいに繋がったりもしますよ。
③人と関わるのが好きか(苦にならないか)
不動産ってかなり多くの人が絡みます。
たとえば不動産売買を仲介するとなると、売主・買主・銀行担当者・司法書士・弁護士・測量士などなど、多くの人と関わらないといけません。
それが嫌だったりストレスになったりする人は向いてません。
でも私ももともと営業未経験で入社して、意外と人と多く関わるほうが面白いな!と思ったくちなので、あとから十分に身につけられる感覚だと思います。
④いい意味でのサイコパス感
私はこれを身につけたいのですが、なかなか難しいです(笑)
不動産業界に限らないかもしれませんが、仕事で桁違いに伸びる人はわりと持っている性質な気がします。
「あんまり売り込みすぎると嫌がられるかも」「値下げ交渉すると気分を悪くされるだろうな」って普通の人は考えてしまうことも、まったく気にせずにできるんですよね。
もちろん猪突猛進だけのタイプは嫌われますが、いいサイコパスは相手に嫌な感情を与えず、自然に営業ができます。
そして目上にも可愛がら、お客さんからの信頼もしっかり得るのです。
なかなか会得するのは難しいテクニックで、先天性の要素が強い気がします。
⑤細かい数字を意識できる
数字と言っても、一流大学に入れるほどの数学力は必要ありません。
しかし不動産には単純ではありながらも、数字が多く登場します。
ざっと並べても、価格、賃料、利回り、固都税、保険料、仲介手数料、登記費用などなど。
もしお客さんが投資用に物件購入を考える場合、どれくらいの収支になるかという細かい数字を計算します。
ひとつひとつの数字はそれほど難しくありませんが、お客さんと商談する場合などはちゃんと頭に入れておかないといけないので、最低限の数字の理解力は必要です。
まとめ
以上、不動産業界に向いているタイプを紹介しました。
不動産業界にもいろいろ種類があるので一概には言えないものの、宅建資格が活きるのは不動産仲介なので、そういう意味でもぜひ参考にしていただければと思います。
なお私もそうでしたが、入社してから改善できる部分もたくさんあります。
ですから過剰に心配しなくても大丈夫です!