宅建を取ったらできること(経験談)
不動産業界への転職に有利となる!!
私は宅建を取って不動産会社に転職できました!
まあ不動産業界は資格不要・未経験可でも応募OKな会社も多いのですが、特に中途採用だと宅建資格を持っているのはやはり大きな武器になります。
注意してほしいのは、「資格不要、未経験化」の会社は、いわゆるブラックなところが紛れている可能性が高いことです。
すぐに社員が辞めてしまい、常に転職サイトに掲載されているような会社もたくさんあります。
たいていは「飛び込み営業」「テレアポ」「個人宅への訪問」などの営業を朝から晩までおこなう、ゴリゴリの不動産会社ですね。
もちろんそういう営業が得意ならいいですが、そんな方は少数なはずです。
やはり宅建を取り、それを生かして長く働けるような会社に転職するべきだと思います。
宅地建物取引士は重要事項説明が可能!!
これが宅建資格の肝であると言っても過言ではありません。
重要事項説明とは物件を買おうとしている人や借りようとしている人に、「この物件は住所〇〇、面積〇㎡、価格○円、引き渡しは〇月〇日、法令上こんな制限があり、契約書はこんな特約がついていて~」などとあとあとトラブルが無いよう、物件概要や契約内容を改めて説明することです。
重要事項の説明、重要事項説明書の記名押印は、宅建資格保有者でないとできない独占業務です。
ですから宅建資格が無ければ、せっかく仲介ができたとしても、最後はほかの宅地建物取引士に重要事項説明をしてもらわないとならなくなります。
不動産業界に長くいるベテランでも資格を持ってない人が結構いますが、新人の資格者に頼まないといけないのはカッコ悪いものです。
特に不動産仲介をしたい人は宅建は絶対に取らないとなりません!
専任の宅地建物取引士となる!!
宅建業者は、専任の宅地建物取引士を1つの事務所において5名につき1名以上設置しないとなりません。
これは宅建業法で定められています。
会社に入り、自分が専任登録されるとなれば、宅建資格の価値がますます上がります。
5名につき1名以上という数が不足してしまうと、会社は他の宅地建物取引士を探してきてすみやかに補充しないとならないのです。
専任登録となると、おそらく会社から数万円の手当てがもらえる可能性が高いと思いますよ。
まとめ
以上のように宅建資格は転職上も有利になり、入社してからもフルに使える資格です。
むしろ不動産会社勤務だと持っていないと恥ずかしいレベル。
周りから抜きんでるためというよりは、これから不動産で仕事をする際はマストな資格であるといえるでしょう!