【右回りと左回り】競馬に興味がある初心者が押さえておきたい話!vol.4
競馬場には「右回り」と「左回り」がある!
競馬場には、右向きにコーナーを回る「右回り」のコースと、左向きにコーナーを回る「左回り」のコースがあります。
※下記図をご参考に
たとえば中央競馬(JRA主催)の競馬場は日本に10か所あるのですが、
【右回り】
札幌、函館、福島、中山、阪神、京都、小倉
【左回り】
新潟、東京、中京
となっています。
これは競馬を予想したり観戦したりする場合においては基本的なことなので、観ていればすぐに覚えることができるでしょう。
右回りと左回りで成績が変わる馬もいる
右回りか左回りかで、成績が大きく変わる馬も存在します。
その理由としては、
・まっすぐ走れずに右か左どちらかに寄っていく癖がある
・手前を変える際の得手不得手
(専門的な話ですが、馬はレース中に脚さばきを変えていて、それがスムーズにできるかどうか)
・左回りの競馬場3つは広々と走れる競馬場なので、その適性により成績に偏りが出る
(これは実は右回り左回りが原因ではないですね)
などが挙げられます。
どちらかが得意というよりも、どちらかを苦手にしている馬というのが多い印象です。
特殊な新潟の直線レース
右回り・左回りの話をしてきましたが、中央競馬で唯一、コーナーを回らずに直線だけでおこなうレースがあります。
それは新潟競馬場の芝1000mでおこなわれるレースです。
2001年に作られたコースなのですが、この新潟競馬場の芝1000mに滅法強いという馬も多く、明らかにコーナーを回るほかのレースとは求められる適性が違うようです。
そんなにレース数も多くないので新鮮で面白いですし、現地観戦しても直線を目一杯走る馬の姿は見ごたえ十分です!
中央競馬のメイン競馬場は4つ!!
右回りや左回りの話題とは少し逸れますが、中央競馬は東京・中山・京都・阪神が主要競馬場とされています。
この4つ以外でおこなわれる競馬は、ローカル競馬などと呼ばれたりします。
ちなみに中央競馬のGⅠレース(もっとも位が高いレース)は1年間で全24レースあるのですが、上記の東京・中山・京都・阪神以外の競馬場でおこなわれるのは、中京競馬場でおこなわれる2レースしかありません。
ですから、4つの競馬場を中心に大きなレースが構成されていると頭に入れておきましょう!
余談:競馬場を回る旅
私は中央競馬の競馬場10か所のうち、中山競馬場を除く9か所に行ったことがあります。
京都・阪神→自宅から近かった
東京・中京→日帰りで遠征した
札幌・函館・福島・新潟・小倉→競馬場観戦と観光を兼ねて旅行した
オススメは旅行も兼ねて行ってみることです。
正直、福島・新潟・小倉は近くに観光地が少ないのですが、札幌・函館の北海道シリーズは最高です!
特に函館競馬場は馬との距離も近く、観光も含めて非常に楽しめた思い出がありますよ。
ぜひ旅行がてらに訪れてみてください!